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シェフのおすすめ!イギリスを感じる激マズ料理

 イギリス・・・。その国は、食事に関してはヨーロッパでも特に評判が悪い。外国人が集まると、必ず話題に上がるのがイギリスの料理。ああ、高い、まずいとみんなで面白おかしく喋る。

 まあ、最近はよくなってきたらしいんですよ。こんな本もあるようですし。→

 私もその辺のパブなどで食事して、別に特別不味いと思ったこともあまりありませんでした。

 皆さんは幸せです。いい時代になったもので、皆さんがイギリスに旅行に来られても、あまりおいしくない料理を食べるということはあまりないでしょう。「ふむ、言われているほどまずくもなかったな」、「あら、特別おいしいってこともないけど、結構食べれるじゃない」などという感想を残しながら日本に帰ることができるのです。

 しかし皆さんはそれでいいのでしょうか?そんなことで、イギリスに来てイギリスの文化を理解したと言えるのでしょうか?はっきり言いましょう。イギリスに来たら、一度はイギリスの味というものを噛み締めておかないようではイギリスに来たとは言えません。まずい料理は、もはやイギリスの文化なのであります

 どこでそんな料理が食べられるのでしょうか?ええ、まだ残っていました、一般観光客には触れられない、伝統的イギリス流、スーパーおいしくない料理の数々が。ご紹介しましょう!

 



  オンライン書店ビーケーワン:イギリスはおいしい

シェフのおすすめ料理その1.その辺のスーパーで売っている

サラダ

 さて、今回の主役はサラダです。
 イギリス人がトマトを切って皿にならべました。まあ、食べれるでしょう。
 イギリス人がレタスを切って皿にならべました。まあ、よっぽど手が臭い人でない限り、不味くはならないでしょう。
 イギリス人がキュウリを切って皿にならべました。まあ、イギリス人に斬られただけで不味くなってしまうほどキュウリは柔ではありません。

 しかし、イギリス人がそれにドレッシングを入れました。なんというか・・・。「ジャイアン、そのタレのなかには一体何が入っているの!?」

 イギリスドレッシングでよく見るのが、酢をベースにして爽やかにしたかったドレッシングや、さらに少しマスタードを入れてピリッとスパイスを効かせたかったドレッシング、玉ねぎを入れてコクを出したかったドレッシング、東洋人のまねをして青紫蘇を入れ、ハーブの香りでオリエンタルな優雅さを奏でたかったドレッシングがあります。

 一体、どうしてこうして、酢を多すぎたり、マスタード多すぎたりして、こう、口に入れた瞬間に、香りと味で体が悶えてしまうのか?というか、サラダにマスタードですか?さすがイギリス!

 特にクスクスと呼ばれる、サラダのなかに、ちょっとくだいたナッツっぽいのが入っているのを見たら、速攻で買いましょう。

 クスクスとはこれです(→)。一応クスクスの名誉のためにいっておきますが、クスクスは北アフリカが原産の、サモリナ粉という、ある種の麦を元にして作った、ポロポロしている食べ物です。サラダに入れるというのは色々な国で普通に行われていて、別にそれ自体がまずいのではなく、イギリス人の使い方が間違っているのです。

 味ですか?ずっと前に一回食べて以来、口にしていないので食感、味、全部忘れました。人間、嫌なことは忘れるようにできているんです。

 一体どこでこんなサラダが手に入るか?簡単。その辺のスーパーでプラスチックの容器に入って売ってますし、観光用王室系ガーデンにある、ちょっと優雅なカフェ、イギリス系(外国系ではないと判別できるものがイギリス系です)のレストランのサラダバーに行けばたくさん食べれますよ。

 ああ、サラダの野菜は洗ってない感じだし、なんかすごく乾いてるし、それと、どうしてあんなに噛んだら苦い感じがする野菜がたくさん入ってるんだ?皆さんも、お試しあれ。イギリスはいろんなサラダがありますが、ちょっと調理してあるサラダはどれをとっても不味いので、サラダを食べたかったら必ず生野菜に手が加えられていないもの、例えばトマトの薄切りとかにしましょう。


 

シェフのおすすめ料理その2. 豚の血が凝縮された

Black Pudding

これは不味いかどうか意見が分かれるかもしれませんが・・・。ブラックプディング。なんか血の匂いがして・・・。どんな味がするか?んん、なんか肉というかなんというか。一体なにが入っているのかわからない。でも、なんか嫌。

 と、いうことで調べてみました。

 ソーセージ系に詳しそうなイギリスのページ、http://www.sausagelinks.co.uk/black-pudding.htmによると、「Why do we happily munch flesh and muscle (and a lot worse if you eat cheap sausages) but find the idea of eating blood from the same animal so frightening?」(人は筋肉は喜んで食べるのに、血を食べると聞くとなんでそんなに怖がるんだ?)とあります。うーん、確かに、言われてみればそんな気もするかな…?このページによると、イギリスだけではなく、色々な国でブラックプディングは楽しまれているそうです。

 ここにブラックプディングに入っている素材を国別に書いておきました。上のページからの引用です。

 




Black pudding - UK - pigs blood, pork fat and cereal (oatmeal and or barley)
Drisheen - Ireland - as above but with lamb’s blood
Boudin noir - France - pigs blood, pork fat, breadcrumbs, brandy or calvados and cream
Morcilla - Spain - pigs blood, pork fat, paprika, cooked long grain rice, sherry and sometimes raisins

つまり・・・

イギリス−豚の血、豚の脂肪と麦のオートミール(今フレークみたいなもの)
アイルランド−イギリスと同じ、でも羊を使う
フランス−豚の血、豚の脂肪、パン粉、ブランデー、カルバド、クリーム
スペイン−豚の血、豚の脂肪、パプリカ、米、シェリー酒、レーズン

 イギリスだけの料理ではないことだけはわかりました。しかし、上に書いてある素材を使って、一体どのように調理を・・・??「イギリス−豚の血、豚の脂肪と麦」ですよ。ジャイアンシチューだけは勘弁してくださいと、泣いて謝って逃げ出したくなる素材。フランス、スペインは同じブラックプディングでも、さすがに酒やクリームを使って、濃い味にまた違う角度からの深みを出したりして、食べ方によってはおいしそうになってますね。スペインの、レーズンを混ぜるアイデア、なるほどと思います。シェリー酒、レーズンと濃い味と香りで血の匂いを消すということでしょうか?

 もう少し味を想像していただけるように、ここにレシピを載せておきました。これも上のHPからの引用です。

特別コーナー

家庭で作れる。イギリス料理、ジャイアンシチューブラックプディング!

2 litres blood
3 onions, finely chopped
1 kg of suet or diced pork fat (back fat or bacon fat)
500ml double cream
500g oatmeal, soaked overnight in water)
500g barley, boiled in water for 30 minutes
2 teaspoons salt
1 teaspoon mixed herbs or ground coriander
1 teaspoon black pepper or cayenne pepper
1 teaspoon ground mace

Method
Soften the onions in a quarter of the fat, make sure that they do not colour. Add the rest of the fat and leave to slowly sweat for 10 minutes
Add the oatmeal and cream and cook for a few minutes
Add the rest of the ingredients and stir over a gentle heat for 5 minutes
If you are using skins, these can now be filled and sealed with two knots. The puddings can then be poached in barely simmering water for 5 ? 10 minutes. Splitting is common, to avoid this prick the puddings with a needle and cook on the lowest possible simmer (better to cook them very, very slowly then to lose them). Any pudding which floats to the top should also be pricked, they are cooked when brown liquid comes out. They can then be drained and kept in a fridge for 1 ? 2 weeks
An easier method is to bake the pudding in an ovenproof tin, and cook in a bain marie (by standing the tin in a larger tin half filled with water) in a low oven (160 degree or gas mark 2) for 1 ? 2 hours. Make sure that the mixture has started to thicken and coat your stirring spoon before pouring into the tin and stir well first (this should ensure that the ingredients are evenly mixed). You can then cut slices and fry or bake

つまり、

豚の血2リットル
豚の肝臓の脂肪1キロ
ダブルクリーム500ml
オートミール500グラム、一晩水につけられたもの。
大麦500グラム、30分茹でたもの。
中サイズの玉ねぎ3つをみじん切りしたもの。
塩テーブルスプーン2杯
コリアンダー、又はミックスハーブをテーブルスプーン1杯
粉末唐辛子、又はこしょうをテーブルスプーン1杯。
メース(ナツメグの皮)をテーブルスプーン1杯。

調理法

 玉ねぎを脂肪四分の一のなかでやわらかくしましょう。のこりの脂肪は10分置いておいて、汗をかかせておきましょう。
 オートミールとクリームを加えて、数分加熱しましょう。残りの素材を加えて、ゆっくり5分間かき回し続けましょう。

 もしあなたが皮(おそらく腸)を使っているのなら、この時点で皮に詰めて、両側を縛り、それをとろ火で5−10分煮込みます。皮が破れることがよくあるので、針で穴をあらかじめ開け、低温で煮込むと大丈夫です。上に浮いてくるプディングの粕は取ってください。後は茶色い液体が出てきたら、料理は終わりです。プディングを乾かし、冷蔵庫で1−2週間冷やして置いてください。

 (ワンポイントテクニック略)

 後は、プディングを切り取って、それを揚げたり焼いたりするだけです。 



 どうぞ、味わってお楽しみください!「え、結構おいしかったよ?」というかたは実際においしそうに食べている写真を添えてinfo@123eikaiwa.comまでご報告ください。フリーレッスンをさせていただきます。


シェフのおすすめ料理その3. 焦げ味ジャム。パンにつけて食べよう

Marmite

 

 大戦中、子供達の栄養のために人気があったマーマイト。しかし、その味は、マーマイトの名を口にするのもためらうほどのものであります。

 「You either love or hate it」(大好きか大嫌いか、どっちか)といううたい文句で宣伝されているマーマイトは、イギリスにいる外国人にとってはもちろん、たくさんのイギリス人さえも顔をしかめる味。その黒く、ねばねばしていて、強いウスターソースのようなにおいがして、すごくしょっぱくて、あまつさえほろ苦いマーマイトを、パンに薄く塗って食べる。そこで「お、すごいおいしい!」と言えるようであったら、あなたはイギリス文化の通だといえるでしょう。もっと簡単に味を表しますと・・・。あの、肉じゃがを作ろうとして、誤って焦がしてしまうことってあるじゃないですか。あの、焦げの味がします。

 はっきり言って、日本人、その他の外国人でマーマイトが好きだという人の存在を耳にしたことがありません。しかし・・・イギリスの寮で中学高校時代を過ごした私は、舌の感覚がおかしくなっているのでしょうか?私はマーマイト好きです

 一体、なにが入っているのでしょうか?マーマイトのウェブサイト、www.marmite.comによると、

Yeast Extract
Salt
Vegetable Extract
Vitamin: Niacin
Spices
Vitamins: B1, B2, Folic Acid, B12
イースト

野菜
ビタミン:ナイアシン
スパイス
ビタミン:B1,B2,葉酸、B12     だ、そうです。

 塩を入れる理由は、野菜を発酵させたイースト菌の細胞壁を、塩で壊してしまうためだそうです。生物学的にどうゆうことになるかというと、細胞のなかの水が全部外に出てしまいます。こうして、この絶妙なねばねばを作っているのでしょうか?

 これが大好きだという人は、やはりおいしそうに食べている写真を送っていただければ幸いです。フリーレッスンをさせていただきます。と、いうか匂いにまずやられて、口まで持っていく勇気が出ない方がほとんどでしょうが・・・。

 

 最後にこんな写真を。www.marmite.comからの写真。マーマイト大好きな子供らしいです。

 

 

 

 しかしこの、助けを求めるような目。

 「ママさいきんマーマイトしかくれないんだ…」


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